山寺での通訳案内士研修 その1
山寺で通訳案内士研修がありました。
山寺は正式名を宝珠山立石寺と呼ばれ、JRの仙山線・山寺駅から徒歩10分もかからない場所にあります。
宝珠橋から見た立谷川。
立谷川は須川に注ぎ、須川は最上川に注ぎます。
参加者は約15名でした。
講師を務めたのは、山寺ツアーの経験が長い通訳案内士です。
山寺の各見どころで、英語での説明がされました。
彼女の話の中には山寺のミステリアスな部分を強調する部分もあり、聞いているうちに引き込まれてしまいました。
他の参加者も前もって勉強して、各自特色のある説明をしていました。
ユーモラスな内容のものもあれば、トリビアの連続といったものもあり。
私も山寺についてはいろいろと調べていたつもりですが、いい勉強になりました。
雪の根本中堂。山寺の本堂です。奥には円仁(慈覚大師)が比叡山から運んだ「不滅の法灯」が千年以上の時を超えて灯り続けています。
日枝神社。山寺の中にある神社です。
外国人観光客は、よく「なぜ仏教の寺の敷地内に神道の神社があるのか」という質問をします。神仏習合について簡単な説明をすると納得してくれます。
ご神木の大いちょうです。
お寺の中なのに、注連縄が使われているのがいかにも「神仏習合」ですね。