自分の言葉で話す
通訳案内士の面接では、日本のことについていろいろと質問されます。
歌舞伎や生け花といった伝統文化や日本の習慣や風習、現代日本の問題やお薦めの観光地などを英語で説明します。
その対策のため、まず日本文化について説明している本やウエブサイトを読みました。
特にナツメ社の「日本文化を英語で紹介する事典」や新渡戸稲造の「武士道」、インターネットでは国際観光振興機構(日本政府観光局)の「ビジットジャパンキャンペーン」や「ウィキペディア」、「キッズウエブジャパン」といったサイトをよく利用していました。
初めのうちはこれらの本やサイトの英語の文章を暗記したり、要約したりして日本文化を説明する練習をしていましたが、その方法はあまりうまくいきませんでした。
気がついたことは、他の人の文章を覚えてもそれは他人の言葉で、だからしっくりとこないということです。
本やサイトの文章を読むことは情報を集めることで、その後でその情報を消化吸収してから自分の知識になり、それから自分の言葉で説明できるようになるということです。